コラム(親知らず)

竹内歯科診療所の院長 竹内陽平のコラム「親知らず」です。

竹内歯科診療所
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院長の竹内陽平によるコラムです。歯科治療に関する情報や医院での出来事、気になったニュースなど諸々、皆様にお伝えしたいことを書いています。

親知らず

2013年1月13日
明けましておめでとうございます。
昨年に引き続き、今年も地域の皆様のお力になれるように精進してまいりたいと思います!

さて、今回は親知らずの話。

年末からお正月にかけて親知らずが痛くなって駆けこまれた方が結構いました。若い方から年配の方まで様々ですが、親知らずが痛くなるにはいくつかの原因があります。

1つは虫歯です。
歯ブラシが届きにくい部位に生えているために、汚れが取りきれず、結果として虫歯になってしまうといったケース。

2つめは歯茎の炎症です。
親知らずは多くの場合、少し傾いていたり、横になっていたりと、他の歯と比べてちょっとずれた方向に生えてしまうことが多いです。
そのため、完全に生えきらず半分歯茎が被った状態になっていることもしばしばで、歯ブラシでその部分をいくら磨いても、環境的に汚れがなかなかとれないので周囲の歯肉が炎症を起こしてしまうといったケースです。
その他、生え方によっていくつかの原因が絡んでいることもあり一概には言えませんが、治療は大抵抜歯になることが多いです。“抜歯をすることで歯磨きがしやすい環境を整える”というとわかりやすいでしょうか?

しかし邪魔にしか思えない親知らずも、時に非常に役に立ってくれる時があります!
それは歯牙移植の種となりうるからです。もし万が一他の歯がダメになってしまった時でも、ある程度状態の良い歯が残っていれば、抜く歯の代わりに親知らずを持ってくることも可能な場合があります。
上手くいけば一石二鳥の素晴らしい治療ですが、使用できる親知らずは状態の良いものでなくてはいけませんので全ての人に適用できるわけではありません。
あしからず。。。。
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