今回は“摂食嚥下”についての講義を、山佳先生に行ってもらいました。
山佳先生は現在東京医科歯科大学の高齢者歯科で、摂食嚥下を専門に勉強されています。
摂食嚥下障害とは、食事をとること、飲み込むことに問題があることを言います。
最近では元気な高齢者が増加している一方で、このような障害を抱えている人も多くなっています。
具体的な症状としては
(1)食事中のムセ
(2)食事時間の延長
(3)声がガラガラしている
(4)痰が多い
などがあげられます。
様々な原因によって引き起こされますが、嚥下障害があると、誤嚥性肺炎や窒息のリスクが増加し、結果としてQOL(生活の質)が低下していきます。
もし気になる症状があれば、当院にはある程度の検査を行うための機材も備えてありますので、気軽にご相談ください。
山佳先生ご苦労様でした。