こんにちは。
ここ最近真夏日が続いていますね。20年位前までは、ここまで暑くなるようなことはなかったように思いますが、やはり温暖化の影響なのでしょうか?気候が亜熱帯になってきていますね。。。
さて話は変わりますが、皆さん不幸にも歯を抜かなければならなくなったとき、歯医者さんから色々な提案をされると思います。
大きく分けて4つの方法があります。
(1)ブリッジ
(2)インプラント
(3)歯牙移植
(4)入れ歯
このうち最初の3つは固定性のもので基本的に取り外しをすることはありません。噛み心地も普通に歯があった時と同じように噛めることが多いです。
入れ歯は取り外しをするものなので少々噛みづらいという欠点はありますが、外科的な処置は必要ないなどの利点もあります。
患者さんの欠損状態や全身状態、年齢など様々な要素を考慮して提案させていただきますが、唯一(3)の歯牙移植は他の選択肢に比べると多少条件がシビアになってきます。
“そもそも歯牙移植ってなんだ?”
とお思いの方もいらっしゃると思います。
歯牙移植とは、抜いた歯の代わりに親知らずなどの余っている歯を抜き、持ってきて差し直し、再利用する方法です。もともと親知らずはあまり役に立っていないことが多いので、リサイクルするような感じでしょうか?まさにスーパーワープです!エコです!!
もったいないが大好きな日本人的発想ですが、個人的には好きな治療でして、ある一定の条件をクリアできそうだと判断した方には説明させてもらっています。
下の画像は以前移植させてもらった患者さんです。
向かって左下の歯が一本前に来ているのがお分かりになりますか?いつまで使えるかはまだわかりませんが、概ね良好そうですので経過を見守っていきたいと思います!