さて立て続けに連投致します(笑)。
色々な仕事が自粛になり、時間ができていますのでね。
まず、この写真を見て頂きましょう。
これは、先日抜いた歯なのですが、青く染まっている部分に注目してください。
縦にうっすらと線が入っているのがわかりますか?
患者さんは以前より噛み締める力が強い方で、長年歯を使用しているうちに折れてきたようです。
そもそもこの歯は当院で最初に確認した時には、神経もあり虫歯もない綺麗な状態でした。しかしある日寝れないほどの痛みがあらわれ、検査の結果うっすらとヒビが確認できたので、神経を取り被せ物を装着して使用してもらっていました。
その後しばらくは使用できていたようなのですが、先日歯茎が腫れて痛みが出てきた為、残念ながら歯を抜くことになってしまいました。
このように、咬む力というのは個人差があり、性別・年齢・歯並び・習癖・筋肉量などに左右され、死ぬまで歯が壊れない人から、若くして何度も歯のトラブルを繰り返す方まで様々な病態を示します。
この傾向を掴むには、やはり時系列で患者さんを見続けることが大事で、それこそがホームドクターの務めだと思っています。
今後も何か気になる症状があるような場合は、なんでも相談してくださいね!!