皆様、お元気でしょうか?
依然として新型コロナウイルスが猛威を奮う中、我々も感染対策に十分に気を付けて診療を行っております。なかなか先が見えないというのも困ったものですが、その中でもできることを精一杯行い続けることが、前向きに生きる事につながると信じております。
さて話は変わりますが、昨年の暮れに新たな機材を導入しました。通っておられる患者さんはお気づきだとは思いますが、所謂「歯科用顕微鏡」というもので、一般的にはマイクロスコープと呼ばれているものです。
歯科治療を行う上で、対象の歯の寿命を決定する要因として、そもそもの虫歯の大きさや、歯を支える骨の量、咬み合わせや力のかかり方などが挙げられますが、そのなかでも私達が重要視しているものが治療の精度というものです。
口の中はそもそも暗く、歯もとても小さいため、なかなかはっきりと見ることができません。そのため見えにくいものを見るために、今までも高倍率の拡大鏡(ルーペ)を使用し治療を行ってきましたが、更に細かい部分まで見たくなり、今回マイクロスコープを導入するに至りました。
マイクロスコープではただ細かい部分を見るだけではありません。拡大した歯の状態や、治療後の形態まで、なんと写真や動画で見ることも可能です。
今まで僕の説明が下手なために、なかなか理解してもらえなかった歯の状態なども、画像でお見せすることですんなり納得いただけると思います(笑)。
まだまだ完全に使いこなすには時間がかかりそうですが、乞うご期待くださいませ。